20代で次を決めずに退職するのが不安…
今すぐ辞めたいけれど、辞めてもいいのだろうか
そんなお悩みにおこたえします。
★★記事の内容★★
・20代は次を決めずに退職しても大丈夫!
・退職した後にやるべきこと
・退職前にやってよかったこと
・20代で次を決めずに退職して良かったこと
・20代で次を決めずに退職してつらかったこと
この記事を書いている私は、20代で2度退職しています。
特別な資格なし、スキルなしの状態で2回とも転職先を決めずに退職しましたが、無事転職できました。
次を決めずに退職する場合、辞める前にやることや辞めた後にやることが分かると不安が少しでも解消され、将来を前向きに考えられるようになります。
次を決めずに退職するのが不安な方はぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。
1.20代は次を決めずに退職しても大丈夫!
まず伝えたいのは20代は転職先を決めずに退職しても大丈夫です。
20代の求人は需要があるからです。
新卒だとイチから教えるのは教育コストがかかります。
1度働いた経験があると社会のルールや知識が身につくので、企業にとって20代の採用はメリットなのです。
以下は厚生労働省の令和3年上半期雇用動向調査結果による転職率です。
30歳以上の転職率と比べ、20代の転職率は高めです。
そのため20代に特化した転職サイトや転職エージェントも多いのも事実です。
中でも業界大手のマイナビAGENT では20代の求人が多いので、初めての転職でも安心して利用できます。
業界ごとに専任のアドバイザーがいるので、多くの求人の中からぴったりな企業を提案してくれると好評です。
初めての転職で不安、手厚く専門性の高いサポートを受けたいという方は利用してみてはいかがでしょうか。
2.20代で次を決めずに退職するのが不安な方へ|退職前にやってよかったこと4つ
20代は需要があるとは言え、何も考えずに辞めるのは不安ですよね。
20代で転職先を決めずに退職するのが不安な方へ、退職前に実際にやってよかったことを4つ紹介します。
①なんとなく将来のビジョンを考える
明確に次の転職先や職種を決めなくても、なんとなーく将来のビジョンは考えておきましょう。
自分は何がしたいのか?どこで働きたい?
どんな環境で働きたい?
そのためには自分に何が必要?
こんなことを考えてみるのがおすすめです。
私は次にやりたい仕事を見つけられないまま、新卒2年で医療事務を辞めました。
しかし転職するなら多少は医療と関係がある仕事がいいかなと思い、登録販売者の資格をとりました。
結局資格を活かさない企業受付の仕事をしましたが、何も考えないまま退職するのは不安だと思うので、少しでも将来のビジョンを考えておくのが無難です。
②貯金をする
無理のない程度に貯金はしておきましょう。
人によって生活に必要なお金は違うと思います。
自分が月にどれくらい使って、生活費何ヶ月分くらい貯めておこうかと考えて貯金しておくのが大切です。
仕事を辞めた後はバイトもできますが、転職活動に専念はできません。
転職活動に専念するためにも貯金は必要です。
③目の前の仕事を真面目に取り組む
在職期間中は目の前の仕事に真面目に取り組むべきです。
頑張りすぎる必要はありませんが、一生懸命働いたほうが辞めたときにすっきりします。
次の仕事に活かせそうなことはないか。
クレーム対応が上手い人はどうやっているのか。
この資料作成の方法を見習いたいな。
といったことを考えていました。
やるべきことを真面目にやって辞めるのは自分にとっても同僚にとっても気持ちが良いです。
④転職サイトに登録する
求人に応募はしなくとも、在職中に転職サイトには登録しておきましょう。
登録するだけで新しい仕事を見つけなければならない、と意識づけができるからです。
スキマ時間にどんな求人があるのかチェックできます。
求人を見てやりたい仕事や働き方が見つかる可能性もあります。
転職サイトには登録しましょう。
3.次を決めずに退職した後にやるべきこと
次に退職後にやるべきことを説明します。
退職前後はバタバタとしますので、事前にすべきことが分かっていると安心です。
①失業保険の手続き
管轄のハローワークで失業保険の手続きをします。
失業保険は条件もありますが、受給すると無職の期間も給付金を得られます。
私は最初の退職後は失業手当の手続きをしなかったのですが、2度目の退職後は失業手当を受けたおかげで収入がゼロではないという安心がありました。
ハローワークの受付で「失業保険の手続きをしたい」と言えば、該当の窓口へ案内されます。
ハローワークは混み合いますので、時間にゆとりを持って行くことをおすすめします。
②国民健康保険への切替え
退職後14日以内に役所で国民健康保険へ切替える必要があります。
私は最初の転職は退職後約1か月で決まったため、保険証の手続きはせず、1ヶ月間無保険で過ごしました。
しかし、万が一病院を受診すると自己負担で医療費を支払わないといけなくなります。
私はたまたま1か月で転職先が決まっただけなので、国民健康保険の手続きはすぐにしておくべきだったと思っています。
③国民年金への切替え
退職により厚生年金から抜けると国民年金に切替えなければなりません。
退職後14日以内に役所で手続きが必要です。
私は恥ずかしながら最初の退職当時、自分で切替えることを知りませんでした。
後々「未払いですよー」と紙がきて初めて自分で手続きをしないといけなかったことを知り、手続きをした記憶があります…。
退職により国民年金保険料を納めるのが困難な場合、手続きをして承認されると免除を受けることも可能です。
詳細は→国民年金保険料の免除制度・納付猶予制度|日本年金機構 (nenkin.go.jp)
国民年金を納める余裕がない人は役所の国民年金の窓口へ相談しましょう。
4.【メリット】20代で次を決めずに退職して良かったこと
次に20代で転職先を決めずに退職して良かったこと(メリット)を紹介します。
①精神的安定を得られる
仕事を辞めると精神的安定を得られます。
仕事をしていると休日があっても仕事のことを考えてしまい、疲れがとれませんでした。
・朝早く起きる
・満員電車に乗る
・苦手な同僚に会う
・嫌な仕事をする
これらのストレスから解放されると心が穏やかになります。
精神的にボロボロになる前に仕事を辞めると貴重な20代の時間が奪われずに生活できます。
②転職活動に専念できる
転職先を決めずに退職すると転職活動に専念できます。
時間に余裕ができ、精神的にもラクになるからです。
仕事をしていたら急な面接に対応できませんが、退職後ならいつでも可能です。
私の場合は毎日の仕事だけで疲れ切っていたので、在職中は転職活動をする気力は残っていなかったです。
新卒で医療事務をしていた頃は、毎日覚えることが膨大で家に帰ってからも復習しないと業務についていけない状況でした。
そのため求人を調べようとしたり、エントリーシートを書こうと思ったりしても全くできなかったのです。
しかし仕事を辞めると心機一転した気持ちになります。
時間をかけて自己分析をしたり、企業を調べたりできるので転職活動に専念できます。
5.【デメリット】20代で次を決めずに退職してつらかったこと
次に20代で転職先を決めずに退職してつらかったことをお伝えします。
①自分を責めてしまう
私は自己肯定感が低めのためなのか、自分を責めてしまうことがありました。
仕事を辞めたことへの罪悪感が多少あるのです。
すぐに仕事を辞めるなんて根性ないのかなー
自分は何もできることがないのかもしれない
みんな働いているのに自分だけ働いていない
自分で決意して辞めたのですが、罪悪感から自分を責めてしまっていました。
②収入がなくなる
当たり前ですが仕事を辞めると収入がなくなります。
貯金があったとしてもお金は減るいっぽうなので、金銭的な不安は常にありました。
・コンビニでスイーツを買う
・休日に外食する
ちょっとした楽しみに歯止めがかかってしまいました。
無職期間が長ければ長いほど、収入の不安は大きくなるので「いつまでに仕事決める!」と目安を持って貯金しておくのをおすすめします。
③焦りが出てストレスが増える
仕事が決まらないと焦り、ストレスが増えます。
その結果転職先に妥協してしまうことも。。
「ここでいいか」と転職先を決めてしまうと後悔します。
焦って妥協しないようにしましょう。
6.20代で次を決めずに退職するのが不安な人必見!事前にすべきこと、辞めた後にやることを紹介|まとめ
20代で次を決めずに退職するのはリスクや不安もありますが、何より大事なのが自分の心と身体です。
無理に嫌な仕事をし続けてボロボロになって貴重な時間が過ぎてしまうのであれば、転職先が決まっていなくても辞めていいのです。
ただ、転職先を決めなくても在職中に将来のビジョンをなんとなく考えておくことで、辞めた後の不安が少しでも減ります。
メリットやデメリットを考えた上で、自分がどうするべきか考えていただけると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました♪