内向型が少人数の職場で働くのはきつい?メリットとデメリットを経験者が解説

内向型が少人数の職場で働くメリットとデメリットを知りたい
内向型にとって少人数の職場で働くことはきつい?

このような声におこたえします!

多くの人と関わるのが苦手な傾向にある内向型にとって、大人数の職場で働くのはつらいという人もいるのではないでしょうか。

大人数の職場が嫌で少人数の職場に転職しようかなと思う人もいるかもしれません。

内向型はどんな職場で働くのがいいの?と悩みますよね…。

私は社員数6、7人の職場、大人数の職場の両方で働いた経験があります。

そこでこの記事では内向型の視点から、実体験をもとに少人数の職場で働くメリットとデメリットをお伝えします。

ぜひ今後の職場選びの参考にしていただけると嬉しいです。

1.少人数の職場は人間関係が良ければ最高

最初にお伝えしたいのは、内向型にとって少人数の職場は人間関係が良ければ最高!!です。

少人数の職場は大人数の職場と比べて社員同士の距離が近いからこそ、人間関係が全てなんですよね。

人間関係が悪ければ仕事内容が好きでも、辞めたくなります。

私が少人数の職場で働いていたときは、何度か人の入れ替わりがありました。

一緒に働く人によっては心穏やかに働ける時期もあれば、毎日地獄で胃がキリキリするなんてことも。

結局、人間関係が何より重要だと実感しました。

人間関係なんて実際に働いてみないと分かりませんが、少人数の職場で働くメリットやデメリットが分かっていると職場選びの参考になるので、最後まで読んでみてください。

2.内向型が少人数の職場で働くメリット

少人数の職場のメリット

まずは、内向型が少人数の職場で働くメリットをお話しします。

・関わる人が少ないので気を遣う人が少ない

少人数の職場で働く何よりのメリットが気を遣う人が少ないということです。

内向型は刺激に対して敏感なため、人が多いとその分多くの刺激を受けなければなりません。

「○○さんと△△さんは仲が良くないから、一緒に仕事をさせないほうがいいかな」
「あの人は機嫌が悪そうだから今話しかけるのはやめよう」

など一緒に働く人が多ければその分、色々なことに敏感で心が疲れてしまいます。

少人数の職場だとその心配が減りますし、大人数での飲み会や社員旅行もないので、仕事以外で余計な刺激を受け取ることもありません。

・1人の時間があれば気が楽

少人数の職場だと1日の中で1人になる時間がある可能性が高いです。

1人で過ごせる時間があると気持ちが軽くなります。

私が働いていたところは、お昼休憩が1人ずつ取れました。

しおん
しおん

張り詰めて仕事をしていてもお昼が1人だと、その時間だけは穏やかな気持ちになるんですよね~。

また、誰かが休憩をしているときは1人で仕事をする時間もありました。

私は隣で会話が聞かれるのが嫌で電話が苦手でしたが、人がいないときはやりやすかったです。

忙しいときに1人で仕事をするのは大変ですが、慣れると人がいるより気が楽です。

1人になる時間をつくりやすいのは少人数の職場で働くメリットです。

・異動や転勤がない

少人数の会社は異動や転勤がありません。

異動や転勤があると新たに人間関係を作らないといけませんよね。

新しい人間関係を築くことは社交的で活動的な外向型は得意ですが、内向型は苦手です。

人間関係でトラブルが起きたときに部署異動ができないのはつらいかもしれませんが、職場で良好な人間関係が築けている限りは異動や転勤がないのは良いことだと感じました。

3.内向型が少人数の職場で働くデメリット

少人数の職場のデメリット

続いて、内向型が少人数の職場で働くデメリットをお話しします。

・人間関係が悪いと地獄

最初に少人数の職場は人間関係が良ければ最高だとお伝えしましたが、逆を言うと人間関係が悪ければ地獄です。

私もかつての職場では2人1組でシフトが組まれていたのですが、苦手な人とペアになるときは辛かったです。

その人と一緒だと思ったら会社に行くのが嫌になりました。

ただ、少人数の職場だと、その職場の雰囲気に合わない人は辞めていく傾向にあります。

その結果、自分と同じような雰囲気の人と働けることが多いです。

・休みにくい、辞めにくい

少人数の職場では1人が休んだり辞めたりすると他の人の負担が大きいです。

1人の仕事量が多い分、誰かが休むとパンク状態になることもありました。

私も「自分が辞めたら仕事が回らない」と思って仕事を辞めづらいと思っていました。

しかし実際は辞めても会社が潰れる訳ではありません。

1人休んだら(辞めたら)終わりなんて会社は、会社が悪いのです。

従業員は悪くないので、割り切って考えることが大切です。

・なんでもやらなければならない

分業化されていないので、なんでもやらなければなりません。

きっちり分業化されていると、専門外の問い合わせがきたら適切な部署に取り次げます。

しかし少人数の職場だと全て自分で解決しなければなりません。

計画的で自分のペースで仕事を進めたい内向型にとって、「これもお願い!」「あれもお願い!」と想定外に次々と仕事が入れば、ストレスが溜まります。

私が企業受付の仕事をしていたときは、受付業務以外にも電話機のトラブル対応やパソコンの設定など、苦手な分野についてもお客様から聞かれて自分で対応しなければならなかったので大変でした。

幅広い業務ができるのはメリットかもしれませんが、イレギュラーな業務が多いとつらいです。

4.少人数の職場で働く前に気をつけること

少人数の職場で働く前に気をつけること

次に少人数の職場で働く前に気をつけてほしいことをまとめました。

・事前に職場の雰囲気を知る

職場を決める前にできる限り事前に職場の雰囲気を知りましょう。

飲食店なら実際にお店に行って食べるのがおすすめです。

就職サイトの口コミを調べて職場の雰囲気を知ることも大事ですが、自分の目で確かめることでより納得します。

私は面接のときに実際にスタッフが働いているところを案内してもらえました。

働いている人の雰囲気を知って、「ここで働けそう」と思えました。

自分から見学させてください、とは言いにくいですが、見学できないときは面接の前後にスタッフの様子をチラッと確認しましょう。

・社長の人となりを見極める

少人数だからこそ社長の人となりが重要です。

大企業では直接社長と関わることはほぼありませんが、人数が少ない職場だと毎日社長に会います。

社長が職場の雰囲気を決めているといっても過言ではありません。

「この人合わないな…」と感じたらあなたが働く環境として合っていないのです。

面接を受けても違うなと感じたらお断りしても良いのです。

ホームページを事前にチェックしたり、面接のときにどんな人なのか見極めましょう。

・ハローワークでは離職率を確認する

もしあなたがハローワークで求人を探す場合は、相談窓口で離職率を確認しましょう。

ネットの情報より正確な情報が得られます。

離職率が高い職場は危険!

人間関係なのか仕事内容なのか離職率が高い原因が何かしらあります。

離職率が低い安定した会社を見つけましょう。

5.内向型が少人数の職場で働くのはきつい?メリットとデメリットを経験者が解説|まとめ

いかがでしたか?

内向型が少人数の職場で働くメリットとデメリットをお伝えしました。

繰り返しになりますが人間関係が良ければ、大人数より少人数の職場のほうが働きやすいです。

内向型が少人数の職場で働くのはメリットもありますが、デメリットもあります。

自分に合っているのはどんな職場かな?と考え、良い面も悪い面も踏まえて職場を探しましょう。

あなたがあなたらしく働ける環境を見つけられることを願っています。

最後までお読みいただきありがとうございました♪

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